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価格交渉・価格転嫁の取組事例

原料や人件費の高騰する中で必要なのは、価値のある商品作りと適正な値付け

  • その他

公開日 

取組のポイント

  • 人時生産性の向上でまずは自社努力を先行して実施
  • 商品ごとに5〜12%の段階的な価格改定
  • 価値ある商品開発と適正な利益での値付けを重視

価格交渉・価格転嫁を行うきっかけ/ 企業で抱えていた課題

いちごの栽培・加工事業を営む当社では
原材料の著しい高騰により価格転嫁を行いました。

特に、農業資材費、電気ガス等の高騰の他、主力商品の原料である液卵、米など食材費等の上昇により、自社のコスト削減努力だけでは吸収できず、収益を深刻に圧迫していました。

企業の存続のためには、製品価値に見合った価格へ改定することが不可欠であるという判断に至り、価格転嫁に踏み切りました。

取組を行った内容

価格転嫁に先立ち、まず自社努力として人時生産性の向上に着手しました。

その上で、コスト増を理由とした価格値上げを行いました。いちご狩り価格を5%値上げしたほか、主力商品であるフィナンシェを12%値上げ、カステラを10%値上げしました。

取組を行ったことにより得られた効果

価格改定により、いちご狩りは2,310円から2,420円、フィナンシェ12個入は3,120円から3,480円へと、一商品あたりの収益性が大幅に向上しました。

取組を行って感じたこと/ 今後取組を行う企業に対してのコメント

原材料が高騰している中で、商品の価格は上げざるを得なかったですが、顧客にはあまり抵抗なく受け入れていただけたので、売上は値上げ分以上に伸びました。

過去の価格をあまり変更してこなかったのですが、良いきっかけになりました。

安くないと売れない商品ではなく、値上げをしても買っていただける商品を開発することが一番重要で、自信のある商品を適正な利益で値付けをすることが原料高騰、人件費が高騰する中では必要だと思います。

株式会社E社

業種
農業、林業