価格交渉・価格転嫁の取組事例
金属製品塗装業における価格転嫁支援事例
- 交渉の工夫
- 支援機関サポート
- 取引関係の改善
公開日
取組のポイント
- 経営者が価格転嫁の重要性を認識し、全社的に取り組む
- 価格の根拠を数値で示す
- 支援機関を積極的に活用する
価格交渉・価格転嫁を行うきっかけ/ 企業で抱えていた課題
同社は金属製品塗装業であり、従業員は12名。「早く、安く、丁寧」が強み(社長談)で、営業活動をほとんど行わずとも、一定の受注量は確保出来ていた。その一方で利益率は低く、常に資金繰りに不安を抱えていた。
取組を行った内容
同社は長野県よろず支援拠点に相談し、価格交渉に関する助言を受けた。助言に基づき、以下のような行動につながった。
・価格交渉に必要な根拠資料の作成が悩むことなくスムーズに行えた
・すぐに取引先への値上げ交渉を開始
・社長が高齢かつ現場作業を担っているため、後継予定者である息子も交渉に参加
・交渉時には、よろず支援拠点や金融機関からの助言を受けながら資料を作成していることを取引先に伝え、資料の信頼性を高めた
取組を行ったことにより得られた効果
取引先5社のうち4社との交渉に成功し、値上げを実現。中には受注単価が3倍になった製品もあり、収益改善に大きく貢献した。
参照元:長野県『価格転嫁 成功事例集 1.0~長野県内での一層の価格転嫁促進に向けて~』
製造業J社
- 業種
- 製造業

