価格交渉・価格転嫁の取組事例
付加価値で実現する“受け入れられる価格転嫁”
- 交渉の工夫
- 品質向上
- ツール利用
公開日
取組のポイント
- 埼玉県の収支計画シミュレーターでコスト上昇必要性を認識
- 価格の上昇を、サービスの付加価値向上とセットにすることで説得
- 100%顧客満足獲得後に一律220円アップの価格改定を実現
価格交渉・価格転嫁を行うきっかけ/ 企業で抱えていた課題
創業65年以上の高単価サロンである当社は、コロナ禍で顧客の来店頻度が落ち客数が減少し、さらに原材料やエネルギー価格の高騰が経営を圧迫していました。
前代表は「単純な値上げでは、来店頻度が下がったり、安価な他店に流れる可能性がある」と考え、値上げに踏み切れずにいました。しかし、事業承継の中で経営革新計画を策定。埼玉県の『収支計画シミュレーター』によるシミュレーションの結果、今後見込まれるコスト上昇に対し、価格改定が不可欠であるという必要性に気が付きました。
取組を行った内容
単純なコストの転嫁ではなく、サービスの付加価値向上とセットで顧客に納得していただく戦略を取りました。経営革新事業として、洗髪・ドライ時間短縮、ケア剤浸透度向上に繋がるマイクロバブル発生装置を導入しました。
この新設備導入を機に価格見直しを行うこととし、改定の前に、新メニューの3か月間無料体験期間を設定。これは、効果を体験してもらい、顧客の納得感を獲得することを優先したためです。無料期間終了後、新設備の使用と価格改定の予定について、お客様に都度ヒアリングを行いながら丁寧に説明を重ね、納得を得て価格改定を実現しました。
取組を行ったことにより得られた効果
無料体験期間を通じ、全てのお客様から好評を得ました。導入したマイクロバブル発生装置を使う施術は、100%の顧客満足を得た実感があります。
お客様の納得を得た上で、無料期間終了後、水を使うメニューは一律220円アップ(約5%〜10%)の価格改定を実現することができました。
参照元:埼玉県『埼玉県価格転嫁成功事例集』
美容室コーリン
美容室コーリンは、埼玉県ふじみ野にある美容室です。単にヘアスタイルやテクニックを追求するだけでなく、「再現性100%」を目指し、髪・肌・人に、そして地球に優しい薬剤を使用しています。お客様の時間を大切にし、心地よい時間を提供することを重視。「技術、知恵、おもてなし...に限界はない」とし、「あなたを分かってあげたい」を理念に掲げ、緑が多く癒やされる空間でサービスを提供しています。
- 所在地
- 埼玉県ふじみ野市霞ヶ丘1-4-10-101
- 業種
- 生活関連サービス業、娯楽業

